また寝て起きたら愛芽が昼メシを作りながら兄貴と話してた。



「おっ!!イイ顔してるね舜太!!」

「だろ?自分でかなりイケメンだと思う。」

「昔はそんなの日常茶飯事だったんだけどな!!」



余計な事言うんじゃねぇよ…。



俺はただ楓のケンカに巻き込まれる役だっただけだ…。



だからケンカも覚えたし人並みに強くなった。



「冷たいソバにしたの。天ぷら揚がるまでしばしお待ちを。」

「俺、愛芽チャン嫁に欲しいな~…。」

「七瀬家に嫁ぐとしても彰んとこには行かないよ~。愛芽は舜太一筋!!」

「あっ!!そうそう!!コタに彼女出来たんだよ!!」

「ウソ!?品定めしてやろうか彰!!」

「イイねぇ~!!今夜決行?」

「決行~!!コタに彼女連れて来いって言ってね!!」



何か楽しそう…。



将来愛芽が嫁いだら兄貴と仲良くしてくれんだろうな…。