『来なよ。』と言われ乃彩チャンの後ろを歩く俺…。



殺気を感じる…。



これにやられたのか吉岡は…。



屋上について乃彩チャンが先に喋りだした。



「愛芽に何言ったの。」

「だからそれは二人の問題だから…。」

「泣いてた。」

「えっ!?」

「超泣いてたんだけど。愛芽傷つけたなら舜太君でも許さないよ?」

「ははっ…。泣かせたか…。」



バカだ俺…。



吉岡に連れて行かれる愛芽に相当頭に来た。



だからってあんな言い方ねぇよな…。



「乃彩チャン、俺帰る。愛芽に謝るわ。」

「そう…。」



あれ?



元に戻った?



「でもさ、最近あの子と仲良くし過ぎじゃない?」

「隣の?」

「うん。愛芽の事だから超妬いてると思う。それに何か舜太君好き好きオーラ出しまくりだし。」

「俺的には普通な感じだったんだけど…。隣だからただなんとなく話ししてただけで…。」

「バカじゃないの?」



バカ…。