ガツンと腹を殴られて目が覚めた。



「いってぇ…。」

「起きなさいってば!!」

「寧音さん!?何!?俺泊まったの!?」

「そうだよ…。あんた仕事でしょ?」



仕事…。



あぁぁぁぁぁぁ!!



「ヤバイ!!帰って着替えるヒマがない!!風呂入ってないし~…。」

「日向の服、適当に着てってイイから。シャワー浴びるならそこね。」



ガーッとシャワーを浴びて日向さんの服を借りた。



何気に古着がある!!



「それお前にやるよ。貧乏だから…。」

「マジ!?ありがと!!じゃ行ってきます!!」



俺には少し長いデニム…。



これは高いんだろうなぁ~…。



何て考えながら店に車を飛ばした。



「はい!!今運転中!!」

「あんたお盆帰って来るんでしょ?」

「帰る!!彼女連れてくから部屋片付けとけよ!!」



さ、仕事仕事~!!