家に帰ってスーツに着替えた。



俺のオフィスに行って仕事仕事…。



「このガムまずっ!!うけねぇよこれじゃ。」

「確かに由優達の味覚じゃちょっとねぇ~…。」

「つーかマジで仕事してんじゃん。ヒマだよな。」

「ヒマだねぇ~…。チェスあるよ!!」

「由優負けたら泣くじゃん。」

「いいからしようよ~!!」



うっさい。



チビ共うっさい!!



「お前らマジ静かにして!?ここ会社!!」

「ねぇ舜太、ネクタイ曲がってる。」

「えっ!?あぁ…。」

「舜太ってスーツ着るとホストみたいだね。」



何とでも言え…。



俺は仕事があんだよ。



「失礼しま~す!!」

「おぉ、イイとこに来た!!コタ、こいつらとメシ食って来い!!」

「ムリだよ。今から僕工場の衛生検査に立ち会うんだもん。」

「だぁぁぁぁ~…。マジこいつらいると仕事になんねぇ~…。」

「子供にはお菓子でも与えとけば?はい、これが先月の書類ね。」



行くなコタ~…。