制服のまま来てくれたんだ…。



性格は限りなくよさそう。



「あっ、まずこっち座って!!」

「はい。」



ソファに座ってもらって紅茶を出した。



雑誌を広げて…。



「こんな感じのやってみたいんだけど…。長さも十分だし派手すぎない。それに乃彩チャンのイメージも壊さないと思うんだけど事務所とか大丈夫?」



ん!?



俺は大事な事を忘れてないか!?



これじゃあ押し付けてるみたいだ!!



「あ、事務所ならだい…。」

「その前に!!乃彩チャン的にはこの髪アリ?」



彼女の意志も聞かなきゃ行けなかった…。



だってモデルさんだから…。



下手に扱えない。



「水木さん、気使ってます?」

「えっ!?そういうんじゃなくて…。何か…一応サラリーマンに坊主にしてイイかって聞いてるようなもんで…。職業的にダメだったら他のに変えるし!!」



俺焦り過ぎだから…。