あたしがこんな事するからきっと水木さんはビックリしてると思う…。



でも水木さんもわかってるんだよね、あたしが話し聞いちゃった事…。



「ごめんね乃彩チャン…。」



水木さんの申しわけなさそうな声にただ首を振るしかなかった。



不安に押し潰されそう…。



「帰ろっか…。」

「帰りません…。久しぶりに会ったんでしょ?飲まなきゃ!!」

「でも…。」

「話しは後です!!今を楽しんで!!」



無理矢理皆いた席に戻した。



微妙な顔しないでよ…。



苦しくなるから…。



「水木さん、飲んで!!」

「えぇぇ~…。俺そんなに酒強くないよ?酔ったら何するかわかんない~…。」



何されたってイイ。



水木さんがあたしを好きならなんでもイイ…。



絶対離したくないの…。



欲張りでごめんなさい…。