若干ホストみたいな感覚だ…。



でも乃彩チャンの髪は誰にも触らせたくないかもしれない…。



言うべきだよな~…。



よし、言う!!



「店長、俺乃彩チャンと付き合ってます!!」

「はぁ!?」

「でも店長から乃彩チャンを奪うとか…そういうんじゃなくて…。」

「そうか。乃彩チャンはお前の手に惚れたんだな。」



手に…。



何か店長から言われるとマジ恥ずかしい…。



「真剣なんだろ?」

「はい。」

「お前の真面目さはわかってるから大丈夫だ。色恋営業出来るような奴じゃない。ま、頑張れ。」

「ありがとうございます!!」

「でも接客中は客だからな~。」



マジホストみたい…。



でもそう思うのは乃彩チャンだけだし!!



頑張ります!!



「こちらへどうぞ。」

「はい。」



店長の好意に感謝しまくりです…。