まさかのまさか?



今のは聞き間違いだったと思う事にしよう。



でも体育の時間にそれが現実だった事を知った…。



「愛芽チャンはマジ羨ましいだろ~!!」

「そうか?まぁ顔はカワイイよな。」

「ヤった!?」

「まぁ。声やべぇの!!それにあの細さとあの顔!!ハマりそう。」

「マジで!?大河がハマるとか珍しい…。」

「愛芽にじゃねぇよ。愛芽とのセックスにって事。」



カチーン…。



俺の愛芽チャンに何してくれてんじゃい!!



ろくな女と付き合ってねぇくせに今更愛芽チャンに手出してセックスにハマるだぁ!?



殺したろか。



そう思ったけど俺はナヨナヨ樋山で通さなければならないのでひたすら我慢した。



樋山も偽名って事は学園長しか知らない秘密。



学園長は仕事仲間でもあり俺の事情を知ってる唯一の人物。



今暴れたら西山社長にも迷惑をかけるので我慢だ我慢…。