『…なんで、理笑なんかが生きてるのよ。早く卒業して出ていってくれないかしら。』

『そんな事言うなよ、遥。お前が産んだんだろ。あいつが義務教育終わるまでは、一緒にいるって約束だろ?あと三ヶ月の辛抱だ。』




…はっ。


はぁ。



…はぁ。はぁ。はぁ。





…今さら。
今さら、こんな夢見たって。。。





「…4時か。早起きしちゃったな。」



時計を見てみると、日付が変わって朝の4時になってた。


昨日のことは昨日のこととして、終わりにしたつもりなんだけど。

あの話思い出すと、どうしても見たくない夢を見る。


今日の夢は、実際の親の話。

私のこと、昔からいらなかったらしく、私が寝たら2人でこんな話をいつもしてたらしい。

それに気づいたのは、中2の冬だった。
よく覚えてるでしょ。私笑


3人で川の字で寝てたあの時、
中々お父さんもお母さんも来なくて、凄く寒かった。

その日だけは、絶対に忘れない。






私は苦痛で仕方なかった。

あの時に一度、
生きてくことの意味をなくしたんだ。