「高野くんは、何もしなかったよ。



朝妃、何もしなかったの。

『そこにいた』のに、何も。

これが、朝妃に黙ってた理由。

折角、付き合えたのに、高野くんのこと、聞きたくなかったでしょ?

高1高2の時は、話すと離れてくと思って言えなかった。

嫌われたくなかったの。

でも、そんな事で離れるのは、朝妃じゃないと思って話そうとしたら、もう、付き合ってるんだもん笑

びっくりししちゃうよね。笑」


「…ご、ごめん、理笑。私、なんにも知らなかったんだね。

傷付いてたことも全然知らなかった。。。

でも、私は、引かないし、これからもそばにいるよ!」


ありがとね、朝妃。

朝妃を責めてるわけではないんだけど、ね。

朝妃は、何も知らなかったんだし。


あ~いま自分が何言っても、
嫌味にしか聞こえないや笑笑


「…気にしないでいいからね?何もされてないから笑

まっ、そういう事があったって言うだけ!

終わりにしよ!この話!

私、クレープ食べたいから、孝連れて行くね!

んじゃ!また明日ね!朝妃!


………高野くんも。」