<大学>

菜々美「はぁ〜」(あくび)
私の名前は松野菜々美。大学2年生。
親元を離れ、バイトをしながら学校に通ってい
る。

夢花「菜々美ー!!」
菜々美「夢花!おはよう。朝から元気だねー」
夢花「ねぇ菜々美!お願いが」
菜々美「無理!」
夢花「まだ何にも言ってない」
菜々美「嫌な予感しかしないもん」
夢花「そんなこと言わないでよー!泣」
菜々美「仕方ないなぁ。どーしたの?」
夢花「そう言ってくれると思った♪あのね、今日
滝澤先輩の誕生日会があるの!ついてきて
!」
菜々美「むりだよ。今日バイトだもん」
夢花「そーゆーと思ってもう保さんからお休み
の許可いただきましたー♪」
菜々美「もー!!また勝手に!」

保さんとは私のバイト先の店長さん。


夢花「今日はお休みで来週は5連勤だそうです♪

菜々美「わかったよ。ついていけば
いいんでしょ」
夢花「菜々美ありがとー????」
拓人「松野も毎日大変だなー」
菜々美「拓人くん」

この人は林田拓人くん。
夢花とは幼なじみで私とも仲良くしてくれている。

夢花「拓人、それどーゆー意味よ!」
拓人「そのまんまの意味だよ」
夢花「あーもー朝からイライラする!
(歩いて行ってしまう)」
菜々美「実は心配なんじゃないの?
滝澤先輩のものになっちゃうんじゃ
ないかーって」
拓人「は?何言ってんだよ」
菜々美「顔に書いてあるよ笑」
拓人「///」
菜々美「なーんてね♪拓人くんって
ほんとわかりやすい笑」
拓人「/// あいつは昔から一途すぎるんだ。
没頭しちゃうっていうか。
ブレーキのかけ方を知らないんだよ。
だから傷つきやすい」
菜々美「拓人くんもほんとに一途だね」
拓人「///」
夢花「ちょっと菜々美!行こう!」
菜々美「拓人くんまたね!」
拓人「おう」