「本当はね、私も謝らないとだめなの。」
意外な言葉に由紀の顔を見ると、
悲しそうな顔をしていた。
「合コンの時か、洋平さんは菜の花に気があるって思ってた。」
ぽつり、ぽつりと由紀の言葉がこぼれていく。
「菜の花可愛いし。」
「そんなことない。」
「可愛いよ。気付いてないかもしれないけど、菜の花は本当にかわいいの。
だから
普通に戦うんじゃ敵わないって思った。
それで、、、
私が洋平さんを好きって言ったら、
優しい菜の花のことだから、洋平さんを好きにならないんじゃないかって思ちゃったの。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…