「おはよー、ってなんかあんたいつもより化粧気合入ってない?」



香澄は不思議そうな顔で由紀の顔を見る。



「うん!これから女磨き極めようと思って!



洋平さんに釣り合う女になるためにさ!」



「へえ、いいじゃん。きれいだよ、



ね、なの。」



「う、うん。」



胸が苦しくなる。



「もうさっそく昨日洋平さんにLINEしてさ、暇な日遊びに行きましょうって誘った!」



「返事はどうだったの?」



香澄の質問に、胸がドキッとした。



OKしたのかな。。