次の日大学へ行くと、



「おはよーなの。



昨日どうした?LINE既読ついてたけど返信なかったから心配した。」



「ごめん。眠くてさ、返信する前に寝落ちしちゃった。」



「どんだけ眠かったのー。」



くすくす笑う香澄。



言えないや、香澄にも。こんな気持ち。



その時、後ろから「おはー!」と言って由紀が駆け寄ってきた。