ふと、彼がドアの前で立ち止まり振り返った。 『今までは思ったことなかったけど、みっちゃんの絵見たら絵も良いかもって思ったよ。この絵ありがとう。じゃあね、おやすみ〜』 そう言い残すと彼は教室を出ていった。 なに、あれ。 私は胸の高鳴りを感じていた。