急いで食べ終わると
主任が家まで送ってくれる。


「待ってるから支度して来い。」


「はい。…あの.部屋.入りますか?」


「いや…今は止めとく.また
お前を抱きたくなる。
早く支度して来い…。」


主任の顔が赤い。


「は.はい!!」


素早く着替えて.薄くメイクした。


急いで下に降りると車の
外で主任が立って居た。


私の姿を見つけると
助手席のドアを開けてくれる。


「どうぞ.お姫様。(笑)」


そう言って私が乗ると
静かにドアを閉めてくれる。


私だけの特権…。


体中に幸せを感じた。


運転席に戻った主任
のハンドルを握る手。


バックミラーを確認する目。


一つ一つが愛しいと思えた。