体の奥に余韻を残しながら
シャワーを浴びに行く。


主任からの愛をたくさん
受け取った私の体は紅く
色付いている…。


私の胸に残された愛の印。


何度も『楓…。』と呼びながら
愛しされた喜びはずっと
忘れない。


シャワーから出ると
コーヒーのいい香りがした。


リビングに入ると
スクランブルエッグに
トーストとコーヒーが用意
されていた。


「さぁ.食うぞ。…座れ。」


「これ…主任が?」


「そうだよ。他に誰が居るんだ。」


信じられない。


主任がキッチンに立って
作ってる姿が想像出来なかった。


「観月.少し急げ。時間がヤバイ。」


「あっ.はい!!」