｢楓…そんなに気にしなくてもいいんじゃないか?
お前は翼の母親でもあるけどその前に俺の女だ｡
もし…翼が聞いてたとしても俺は構わないと思う｡
今は理解出来ないだろうけど俺は翼が疑問に思うならちゃんと話すつもりでいるから…｡｣


｢そうだね…｡ちゃんと話せばいいよね?｣


｢あぁ｡だからもう気にすんな｡それより早くしないと楓も着替えないとダメなんだろ?｣


｢あっ.本当だ!!斗侑真も早くご飯済ませて準備してね!!｣


｢わかったよ｡(笑)｣


朝からの翼の何気ない言葉に動揺してしまった私｡


そんな時でも斗侑真の言葉に安心する｡


いつだってそうだ｡斗侑真が居ればどんな事があっても冷静に判断してくれる｡


いつだって私を助けてくれる…｡


そんな斗侑真に私は今も日々…恋をしているんだ｡


愛してる…｡一日に一度は必ず私はそう思う｡


斗侑真も必ず愛してると言って応えてくれる｡


そうだよ…私は翼の母親である前に斗侑真の奥さんなんだ…｡いつも斗侑真に愛されたいと思う一人の女なんだ｡


斗侑真…これからもたくさん愛してね｡