私が朝食の準備をする為にベットから出る。
女から母に戻る瞬間…。
「まだ早いんじゃないか?もう少し楓の温もり感じたいんだけどな…?」
「今日はそんな暢気な事言ってられないでしょ。
斗侑真も早く起きて支度してね。」
「はい。はい。(笑)」
今日は翼の小学校の入学式。
翼は今日から小学一年生になる。
時の過ぎるのは早い…。
周りの環境も変わって今では私は専業主婦。
翼を出産してみて不器用な私には仕事と子育ての両立は無理だと判断した私はホテルに退社届けを出した。
家に居る事は斗侑真も願っていた事で喜んでくれた。
朝から斗侑真を送り出し…その後.翼を幼稚園まで送って行き時間が来ると翼を迎えに行く。
幼稚園で知り合ったお母さん達とのおしゃべり。
翼と季節を感じながら手を繋いで歩く送り迎えの道。
歩いていると色々な発見があった。
見た事のない花や昆虫…。
私と翼は分からない事があると家に帰ってから図鑑を見て調べたりした。
私にとってはそんな些細な事が貴重な時間。
でも…明日からは翼の送り迎えもしなくていいと思うと寂しさを感じていた。
女から母に戻る瞬間…。
「まだ早いんじゃないか?もう少し楓の温もり感じたいんだけどな…?」
「今日はそんな暢気な事言ってられないでしょ。
斗侑真も早く起きて支度してね。」
「はい。はい。(笑)」
今日は翼の小学校の入学式。
翼は今日から小学一年生になる。
時の過ぎるのは早い…。
周りの環境も変わって今では私は専業主婦。
翼を出産してみて不器用な私には仕事と子育ての両立は無理だと判断した私はホテルに退社届けを出した。
家に居る事は斗侑真も願っていた事で喜んでくれた。
朝から斗侑真を送り出し…その後.翼を幼稚園まで送って行き時間が来ると翼を迎えに行く。
幼稚園で知り合ったお母さん達とのおしゃべり。
翼と季節を感じながら手を繋いで歩く送り迎えの道。
歩いていると色々な発見があった。
見た事のない花や昆虫…。
私と翼は分からない事があると家に帰ってから図鑑を見て調べたりした。
私にとってはそんな些細な事が貴重な時間。
でも…明日からは翼の送り迎えもしなくていいと思うと寂しさを感じていた。