仕事が終わって斗侑真を待つ幸せな時間。


ホテルの玄関横にあるカフェでお茶をしながら待っていた…。


「観月君…お疲れ様。」


「三浦さん!!お疲れ様です!!」


三浦主任の御主人だ…。


「珍しいね。誰かと待ち合わせ?」


「はい…。迎えに来てくれるのを待ってるんです…。」


三浦さんが笑ってる…。


「もしかして緒方君かな?
昨日うちの奥さんが言ってたから…。
あの二人は元のサヤに収まるって…。(笑)
あぁ見えても君達の事ずっと心配してたから…。」


知っていた…。
三浦主任が私達の事ずっと気にかけていてくれた事…。


「三浦主任には私.頭が上がらないんです。(笑)
三浦さん…私…今.緒方主任を待っているんです…。」


堂々と言える。…私は大好きな人を待ってる…。


「そう…。良かったね。
もう離れちゃダメだよ。」


「あっそれはそうと昨日…大変だったね。
僕.休みだったから。もう大丈夫なの?」


「はい。ご迷惑をお掛けしました。三浦主任に助けて頂きました。凄く迫力があってびっくりしちゃいました。(笑)」


「そうなんだ。…うちの奥さん頼もしいでしょ(笑)」


三浦さんは本当に三浦主任が好きなんだな。