「修ちゃん!!まだわからないの!?
緒方主任と楓.よりが戻ったんだよ!!」


「えっ!?…本当か観月!!良かったな!!」


私達が騒いでいると
「おはよ。朝から賑やかね…。」
と三浦主任が通り過ぎて行く。


「あっ…あの三浦主任!!」


「緒方とちゃんと話した
みたいね…。
戻ったんでしょう?」


「はい。昨日はありがとうございました…。」


「観月.良かったね。
何事にも素直が一番よ…。
私のお世話は昨日で終わり。
これからは二人で頑張りなさい。
あっ.観月…もちろん携帯の電源
入れてるわよね?もう私を巻き込まないでよ!!分かった!?」


私は不覚にも笑ってしまいそうになる。


斗侑真に話したらきっと
「俺の言った通りだろ。」
って笑うんだろうな…。


「観月…顔がニヤけてる…。幸せボケしてないで仕事.仕事!!」


「は.はい!!」


「まったく…(笑)」


三浦主任…やっぱり貴方は私の憧れです。


三浦主任のお陰で私は素直になれた…。


もう一度幸せ掴めた…。


素直に…。


ずっとその気持ち忘れないでいよう。