1週間の始まり。


体が重い…。


重い体のまま出動する。


「楓!!おはよう♪」


いつもの絢の元気な挨拶。


「おはよう…。」


そんな私の姿を見て
絢が耳打ちする…。


「今日.緒方主任.本社出動
で.こっちに来ないって!!」


えっ…嘘でしょ!?


「絢!!本当に!?」


絢がうなずく。


私の体が一気に
軽くなった。


「楓.喜びすぎだよ。」


絢の言葉にも笑顔で答えた。