「観月!会議室に行って.俺の手帳取って来てくれ!忘れたみたいだ。」


「私がですか…!?」


「そうだ。」


非常階段で1階上の
会議室まで急ぐ。


会議室に入ると
テーブルの上に手帳が
置いてあった。


こんなに目立つ所に
あるのに絶対に忘れる
はずがない…。


あいつ絶対にわざとだ。


また階段で降りると
壁にもたれながら腕を
組んだあいつが居た…。


「お疲れ…。」


「わざとですか…?」


「わざと…?わざわざ忘れるバカがどこに居るんだ…。」


「目の前に居ます!!」


「バレたか…。」


「バレたかって!!
やっぱりわざとだったんですか?」


「どうだろうな。」


ムカック〜!!!


大嫌い!!