俺もなんとか学校に行けるようになったものの
周りの白い目は俺の体中に突き刺さった。


そんな時でも


「ジロジロ見てんじゃねぇぞ!!
斗侑真が何したんだよ!!」


必死になって守ってくれたのが
颯太と恭一だった。


自分の人生が嫌になって俺は徐々に荒れ始めた。


颯太と恭一.3人でツルんでは毎日のように
ケンカしてタバコを覚えて悪い事はすべてやった。


唯一.俺が絶対に手を出さなかったのが酒だった。


酒だけは俺に気を使ったのか
颯太も恭一も手を出さなかった。


当時.俺は本当にいつ死んでも
いいと思っていた。


こんな冷たい世の中に生きている
自分が凄く嫌になっていた。


その考えを変えてくれたのも颯太と恭一。


俺は本当に2人に生きさせてもらった。


あいつらが居なかったら俺は
今この世に居なかっただろう。