「私、LINEやってないから…メールでも良ければいいよ!」


「あ、全然いいよ?…じゃ、けー番も聞いていい?」



愛菜ちゃんは合間に笑顔を作るとメモ帳にスラスラとメアドだけ書いて俺に渡した。


もしかして、俺嫌われてるのかな……



「この後…一緒にどう?」

俺は懸けに出た。
どうせ、合コンが成功するのかはこういう所で決まるものだ。

「…2人で?」

ドクン…

「うん。」


愛菜ちゃんは大きな目をくるんっとわざと回す。