『日曜日の午前10時に池袋の改札で待ち合わせでどうかな?』


『大丈夫だよ!楽しみ(^^)』





俺は、楽しみっていう愛菜ちゃんの言葉に舞い上がった。


この前感じた違和感はすっかり吹っ飛んだ。


本当はこの時、気づくべきだった…

この時ならまだ間に合った。



…俺はカノジョの傷をえぐっていたんだ。