時計を見るともう8時15分
確か数学の課題は今日の8時20分までに職員室へ届けなければならないはず

うーん
五分でこの課題達を番号順にまとめるのは大変だろう
そう思って
「俺も手伝うよ?」
そう言い彼女を手伝い始めた

彼女は
「大丈夫です」
とか
「自分でやれます」
とか言ってたけど
「そんなに喋ってばっかいると20分に間に合わないよ」
そういうと黙って課題をまとめた
すると課題はあっという間にまとまった

ポニーテールのメガネはなんとか8時20分までに職員室へ届けられたようだった
一安心して席へ着くと


「奏多くん優しすぎ!」
「あー私も数学係になればよかったー」
とかいう声が聞こえてきた