「あっ柊くん!おはよう!」
「朝から柊くんみれちゃったよっ感動!」



俺、柊 奏多 (ひいらぎ かなた)

高校三年生
身長は高め178センチ
母親によく似てると言われる女みたいな顔
そんな女みたいな顔がよく女子にうける
けどあーやって騒ぐ女子は昔から大の苦手
はぁー本当に男っぽい顔に生まれたかったんだけど...毎度のことながらショックをうけた
女子から騒がれるたびにショックをうけるなんてそのうち俺うつになりそうだな
そんなことを考えていると

ドンッ
勢いよく体当たりをしてきた挙句


「よっ奏多!朝から騒がれてていいですねーみんなの王子様は」


そういって俺の方に手を回しながらでかい声で喋るこいつは昔から縁のきれない奴、佐々木 浩介(ささき こうすけ)

俺とは真反対な顔してるこいつは焼けた肌によく似合う白い歯でよく笑う奴
こいつはこいつでモテるんだけど