「あっあーそーだったんだ!えっと私たちもう帰るね!!バイバイ奏多くん!」

バタバタと5.6人の金髪が教室をでていった

俺はそれを確認すると
教室の真ん中でうずくまるメガネのポニーテールのそばによった

「大丈夫?」

そうメガネのポニーテールに声をかける
いやもうポニーテールではなくなっていた
黒いサラサラした髪が彼女の顔を覆っていた

そしてこくりと頷くとゆっくりと体を起こし顔にかかった髪の毛をかきあげた