体育祭が終わり、私は屋上にいる。



夕日が照らし、オレンジ色をしているアスファルトの地面

セミロングの髪を揺らす風



ガチャッ


来た?


ドアの方を見ると、知らない男の人だった


その人は何故か私の方に来る


『…?』


「…あの…突然何ですけど…」


あ、近くで見るとかっこいいかも


「…好きです」


何度も聞いたその言葉。


『…私…ですか??』


変わらず無自覚天然美少女を貫く