「なに?」


『…これ』


私は紙を見せると朔は納得したような顔をして、笑顔で先程の女の子達に笑顔で手を振る


「朔様行っちゃうの!?」


「お話ししませんの?」


…うわ、みんな化粧濃。



「行くぞ」


女の子達に見せてた顔とは違う…その横顔に見とれていると朔は私の手を引く


『…っ///』


そしてゴールした私達は無事1位。


「葵は俺のこと王子様って思ってたの?」


ニヤッと口角をあげた朔に見とれてしまっていると


「ばか、反応しろよ」