言い合っていると、九条くんが席に腰を下ろした


「九条くん、九条くん!
葵可愛くない?」


千里ちゃんが九条くんに私を見せる


「…可愛い」


ボソッと言った言葉に私は嘘偽りなく、照れて赤くなってしまった


『…///』


いつもなら『お世辞どーもー!』とか交わしてるのに…


「あれ、珍し。
葵が照れてる。」


『う、うるさぁい!
九条くんに言われたら照れちゃうよ!』


いつも通りの私に戻ると九条くんは私を真顔で見ていた


…ばれて…ないよね?