クリスマスイヴの夜。
微かに痛んだ胸。
それは、彼を好きだと実感したから?
それとも…まだ、過去を引き摺っているから?


なんだか嫌な予感が、する。
意識してしまうと不安が途端に大きくなって。
私はぎゅうっとシャツの胸元を掴んだ。