「ねぇ、あやめさん?俺達って、やっぱりお似合いかも」


「ん?」


「だって、このイルミネーションよりも、上手く夜に溶け込んでる気がしませんか?」


「……」


「あやめさん?」


「この、天然たらしめ…」


「な、なんですか?そのジト目…」


「…ね?それ、本当に素?」


「はい?」


「……私だけにしてね?」


「?…はい…?」