そして、婚姻届も出して。


「ここが、俺らの家だ」

「ここが…!?」


凄く大きい家…お城みたい…!


「これからよろしくな、姫花」

「はい!こちらこそ、よろしくです!先生!」

「先生じゃないだろ?"敏志"だろ?」

えっ…?なんで名前…?

「お前なぁ~…はぁ…夫婦なんだから名前で呼べよな。」


「あっ…そっか…」


「呼んでみろよ」


「えっ…!!?恥ずかしいですよ…///」


ドンッ!!!

「キャアッ!」

せ、先生に壁ドンされてるぅ~!!


「恥ずかしがるなよ…?これからは、これ以上に恥ずかしいことするんだからな?名前くらい呼べるだろ…?名前呼ぶまで、こうしてっからな?」


「さ、敏志…!」

「ナニ?聞こえないな~?もう1回…!!」

「敏志!」

「よし、いい子だ。」


チュッ…


「へっ…!?ええぇぇえぇええええぇぇえぇ!!!?」


「うるせぇな…。キスしたくらいで…。それとも何?今のがファーストキスだったわけ?」

くっ…先生、ニヤけながら言ってくる…!


「そ、そうよ!ファーストキスよ!悪い!?」


「悪くねぇよ…逆に…俺色に染まってくれそうで楽しみだ…。」


ば、バカなの!?