「いや!離して!はると!」

「ごめんな?涼は俺なんだよ」

「!!まさか全部」
「お芝居!バカだなぁ!」
「そん....な...」

はるとの狂ったような笑い声が部屋に響く。
「てことでまいの全部...ちょおだい?」
「いや!いやぁ!」
まいは抵抗した。初めて「裏切られた」とわかったまいは抵抗する気力が無くなってきた。
「抵抗しなくなったね。それでいいよ」
はるとは笑っていた。笑う理由はまいにはわからない。
「狂ってる」まいはそう思うだけだった。
「いれるよ?」
「いや!やめて!離してよ!」
「はははは!!!!抵抗したって遅いよ!もう君は汚れた体なんだから」
「!?、、、っ!」
まいは泣いた。はるとが裏切るなんて。まいは、もういいや。と思っていた。1時間たって、部屋は精子のにおいがした。
はるとが部屋を出て助かったと思った。だが、また来た。

包丁を持って。





まいは、泣いて命ごいをした





「すぐ楽になる」






狂ったように笑顔を見せて。




痛い、痛い、痛い!





目が見えない!




口の感触が!




手が、足が....



どうして。どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして....



私、死にました。





許さない





許さない







私も、好きでした。





でももう届かないよね。









許さない。