-月曜日の朝の教室-

「はると、あめおはよう。何はなしてたの?」

あめの机にはるとがいた。私ははるとの隣に立つ。

「明日から三日間テストだからテスト明けにカラオケ行こうかなって」
「まいは行くか?」
テスト明けは涼と約束していた。
「ごめん。人とあうの」
「人?」
雨が質問する。
「うん。サイトで知り合ったの」
「まいやめとけよ。」
「そうだよ」
「なんで?」
「「会う」って!危険だよ!」
「あめの言うとおりだ!」

はるとはまいの肩をつかんだ。クラスの視線がまい達に集まる。

「もしかしたらおっさんかも知れないぞ!?何らかの事件に巻き込まれたらどうする!」
「涼を悪く言わないでよ!」
「まい!」
あめは立ち上がった。

―ペチン!

「イタ!」
あめはまいのほっぺを叩いた。今にも泣きそうな顔をしているあめ。
「もう知らない!何らかの事件に巻き込まれても知らないから!」
「っ!」
「行こうはると」
「あ、あぁ」
あめとはるとは教室を出ていった。まいは一人どうしたらいいか悩んでいた。まいは自分の席に座って、俯いた。
「どうしよう、、、」






私はマイペース、はるととあめと仲が良い。はるととは幼なじみ。
はるとはまいとあめと仲が良い、友達思い
あめは優しい、私とはるととは入学してから仲良くなった。



あめは親友。はるとも親友。
二人を、心配させちゃった。
私はどうしたらいい・・・?