校内に入るとすぐに春奈と遭遇。深瀬くんは気にも留めずに一人で先に行ってしまった。
「今日も仲良く登校しちゃってんじゃないの」
「仲良く?!そう見えた?!」
「ん~、どっちかって言うと大して仲良くないじゃん?って見えたけど、それが仲良しってことなのかもね」
「え?!どういうこと?!どっち?!もっとわかるように言って!」
「第三者からだとそういう視点ってとこで」
「わーけーわーかーらーん!」
「あ、そういや森野、今日休みだって茉希が言ってたよ」
──!!
「森野!休み!り、理由は?!」
「なんで単語調?病院行くんだって」
「病院?!」
それって絶対昨日の怪我が原因だよね?大丈夫なのかな…。
「うん。気が向いたらくるんじゃない?午後からとか。基本真面目だし」
「そ、そうだね…」
と、歩きながら話しているうちに教室に到着。
予鈴が鳴り、急いで席に着く。
「……」
前の席に森野はいない。…当たり前か。
心配だな。お見舞いにでも行こうかな。
わたしが行くのもおかしいかな。まず家がどこか知らないしな。でもほぼわたしのせいだろうしな…。
「今日も仲良く登校しちゃってんじゃないの」
「仲良く?!そう見えた?!」
「ん~、どっちかって言うと大して仲良くないじゃん?って見えたけど、それが仲良しってことなのかもね」
「え?!どういうこと?!どっち?!もっとわかるように言って!」
「第三者からだとそういう視点ってとこで」
「わーけーわーかーらーん!」
「あ、そういや森野、今日休みだって茉希が言ってたよ」
──!!
「森野!休み!り、理由は?!」
「なんで単語調?病院行くんだって」
「病院?!」
それって絶対昨日の怪我が原因だよね?大丈夫なのかな…。
「うん。気が向いたらくるんじゃない?午後からとか。基本真面目だし」
「そ、そうだね…」
と、歩きながら話しているうちに教室に到着。
予鈴が鳴り、急いで席に着く。
「……」
前の席に森野はいない。…当たり前か。
心配だな。お見舞いにでも行こうかな。
わたしが行くのもおかしいかな。まず家がどこか知らないしな。でもほぼわたしのせいだろうしな…。