次の日も、担任教師は席替えのせの字も出さない。
届かない太陽の日差しが小憎たらしい。
太陽に負けないくらい、燃えるような熱い視線をむんむんと送っているというのに、このアラフォー教師はどういう神経してるんだか。
まさか本気で嫌がらせのつもりか?!
くそう、諦めるもんか。ここよりひどい席なんてないんだから。
けれど今はそれより気になることができたから、センター席問題はそこまでの重要度がなくなった。
そう!今のわたしに一番重要なのは深瀬くん!
その深瀬くんは、今日も遅刻せずに真面目に登校。もちろんわたしのことなんて見向きもせず。
そして一時間目が体育の為、ホームルーム終了後にすぐさま姿を消した。
一体いつもどこに行ってるんだろ。早速本日のストーキングを開始しようじゃな…
「咲良!今日は咲良の得意なバドじゃん!」
教室を出ようとしたら、突如茉希に腕を掴まれた。
おい、ビックリするわ。
届かない太陽の日差しが小憎たらしい。
太陽に負けないくらい、燃えるような熱い視線をむんむんと送っているというのに、このアラフォー教師はどういう神経してるんだか。
まさか本気で嫌がらせのつもりか?!
くそう、諦めるもんか。ここよりひどい席なんてないんだから。
けれど今はそれより気になることができたから、センター席問題はそこまでの重要度がなくなった。
そう!今のわたしに一番重要なのは深瀬くん!
その深瀬くんは、今日も遅刻せずに真面目に登校。もちろんわたしのことなんて見向きもせず。
そして一時間目が体育の為、ホームルーム終了後にすぐさま姿を消した。
一体いつもどこに行ってるんだろ。早速本日のストーキングを開始しようじゃな…
「咲良!今日は咲良の得意なバドじゃん!」
教室を出ようとしたら、突如茉希に腕を掴まれた。
おい、ビックリするわ。