次の日、那月さんに連絡して来てもらった。



「愛実は…亡くなってたんですか…?」



「……はい」



そして5年前のことを話した。



「愛実を殺した犯人、絶対捕まえてやる…!!」



那月さんはとても殺気立っていた。



「そ、そんなことはしなくていいって言ってました!」



「でも…!!」



「そんなことをして人生を無駄にしないでって言ってました!愛実さんの分まで楽しく生きて下さい!」



「…っ!!」



何も言えなくなった那月さん。