まあ、自分でもけっこうきつかったかなって今なら思えたんだけどね。



新しい環境で緊張してたのよー(嘘)。



ほら私人見知りだからー(大嘘)。





というわけで今日もいつも通りぼっち飯を教室で満喫しようと音楽プレーヤーを出そうとしました。




そしたら、なんか男子が来ました。


いわゆる爽やかイケメンという女子にたいへんおモテになるヤツです。



「相沢ー。一緒に飯食わねー??」








ちなみに私と彼はクラスメイトとしてしか関わったことはありません。しかも業務連絡すらなかったような………。




少女漫画もびっくりな急展開ですね。



そりゃ周りの女子も目が点に。




この状況だけでも女子からやっかまれることを想定できます。




だがしかし、この時の私は腹が減っていたせいかアホなことをしでかした。


例によって毒舌発動。



「何で私があんたと飯食わなきゃならないワケ?」



止まれぇぇぇぇぇっ!



未来の私が告ぐ!今すぐ口閉じろぉっ!



けれど過去の私は全く耳を貸さず。



「てか、あんた誰?何で名前も知らないような人と飯食えと?ひょっとしてご自分の外見なら余裕だと?はっ、言っておいてあげるけどあんたの外見たいしたことないよ?これからは自分の外見を過信しないようにね!」




それだけ言って教室を出た。



これ以上教室いたらホントに飯まずくなるからね。