《和真said》

2月23日月曜日。




「一週間だけでいいので私と付き合ってください!」




「.....いいよ。」



ほんの気まぐれだった。






その日、俺は
中学の頃から付き合っていた彼女に振られた。

理由は二股が俺ではない彼氏にバレたからだ
そうだ。

その時の俺の中には悲しいとか悔しいとかではなく、疲労感だけが残っていた。