優は目をまん丸にした。
「えっ、まじ?」

ふふっ、こんな照れてる優、初めて見た。
なんか、おもしろいな。

「まじだって。私は優が好き。」

「ちょー嬉しいんですけど。」

ギュッ

優は、私を抱きしめて耳元で囁いた。

「香那、大好き。俺と付き合って。」

そんなの、決まってるじゃん。
甘い声で、囁いたいじわるな優に仕返し_。

チュッ

私は、優の頬に少し触れるだけのキスをして。

「こちらこそ、よろしくお願いします。」