今日ものあが俺のところに来た。
最近テストが近くてあまり話を聞いてあげていられなかった。

のあは今日久しぶりに泣いた。
最近は話してても涙を見せなかったのに。

いつもの通り頭をなで、涙を拭い、背中をさすって落ち着くまで待ってあげるつもりだった。

そのはずだったのに
俺は我慢の限界だった。

のあの手を俺の体に回した。
のあが驚いていた、当たり前だよな。
でも、その驚いてる様子すら可愛くて
のあが顔を上げた瞬間俺はもう理性なんて保てず
のあの唇に俺の唇を重ねた。