ある日こんなことがありました。
この日は私にとって出会いとも言えるし忘れられない日

はぁーやっと掃除終わったー！
んー！！のびるときもちー教室掃除っていっつも長いんだよねー！
まだ、教室に結構残ってるなー
すると．．．ガラガラ
「あーまなとくーんずっと待ってたんだよ？一緒に帰ろ？」
なんだー教室に残ってる大体の人が佐々木くんを待ってたのか
佐々木真翔《ささきまなと》は学年1モテる
たまにほかのクラスや学年の人たちまでが教室に来たりもする。
よし、私も帰ろーと。
『あー一緒に帰ってもいいけどちょっと待って』
「えー｣
『ねね』
〔え、なんですか？〕
「ねーそんな地味な子ほっといて帰ろーよ」
地味ですいませんでしたね。
〔それでなんですか？〕
『決めた。今日はこいつと帰るわ』
「え、まなと嘘でしょ？」
〔わ、私は1人で帰るので！お構いなく〕
なんで、私がこんなに俺様の子と帰らなきゃいけないのよ！
ダンッ！！！！！！
〔キャッ〕
『お前は大人しく俺の言うことだけを聞いとけばいいんだよ。ついでにオレの女にもしてやるよ。喜べ』
〔結構です！私はあなたみたいな人とは付き合いたくありませんので！〕
「ちょ、ちょっといい加減冗談よしてよまなと！」
『ふっあと3日後にはオレの女でよかったって思うぜ。めちゃくちゃにしてやるからな』
な、なんなのあいつ。
"俺のオンナにしてやるよ"あんなこという人大っ嫌いだし！
―――次の日―――
はぁ、憂鬱。もう学校行きたい無いわ。
ガラガラ
「うわ、あいつまなとの事はぶらかしたやつだよ」
「あの子地味な子だと思ったら意外とやるのね笑」
昨日のことで嫌な噂はすぐに広まった。
すると．．．ガラガラ
「あ、まなとーねね！まなと本当にあんな地味な子にしちゃったの？」
『あーうん。もうオレの女だから手出さないでね』
私は女になるなんて言ってないのになぁ。
すると、、、パンッ
え、、、
「私の方がずっと前からまなとの事好きだったのにあんたなんかがまなととなんか似合うわけない！」
〔わ、私は女になるなんて．．〕
「なんなのよ！あんたがまなとを振るの！一発じゃ済まない！もう一発！」
すると．．．バッ パンッ
「え、あ、、、あの、その」
え、何が起こったの？
見てみるとそこにはまなとの姿があった。
え、私を守ってくれたの？そんな優しくないよね？佐々木くんは．．．
『大丈夫か？』
〔あ、はい！それより佐々木くんは．．．〕
『オレの女だから手出すなって言ったよな。』
「ご、ごめんなさい。でも私だってまなとのこと．．．」
『もういいわ。』
佐々木くんってこんなに人を守ってくる人だっけ．．．？

私は少しずつ佐々木くんに惚れ始めていた。