あっとゆうまに時間が過ぎて、
いつのまにか片付けも終わっていた

何もなかった家もだいぶ家らしくなっていて。

太陽に照らされていた景色も
いつのまにか夕焼けのオレンジ色になっていた


『疲れたわね〜今日のご飯は出前でもとっちゃおっか!?』


『おー、いいな。美桜、何が食べたい?』


『2人の食べたいものでいいよ。』


なんて話しながら時計を見ると、

17時を少し過ぎた頃だった。


『私、少し散歩してきてもいいかな?まだ夜ご飯を食べるには時間も早いし。』


『いいけど、1人で?』


『うん、バス停の場所とかも確認しておきたいし!』


心配性な2人は顔を見合わせて、
大丈夫?といいたげそうな顔をしていたけれど


『すぐ帰ってくるから、大丈夫だよ。』


そういって、家を出た。