「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！」


何もできなかった自分が悔しくて、私は絶叫した。

その様子を見て、相模と紫織ちゃんは同時に笑った。


「「あははははははははは！」」


「ひどい、ひどいよ！

どうして、こんなひどいことを……！！

私達は何も関係ないじゃない！」

「何も関係ない？

お前、この館の前にあった立て札を見なかったのか？」


この館の前にあった、立て札……？


「あ…」


確か、相模をこの館に連れて来たとき……。

敏が蹴って、壊したあの立ち入り禁止と書かれていた立て札！


「不法侵入したやつが、文句言えるか？言えないだろ？

だから、殺されて調理させて食われるて、当たり前なのさ！」