☆~プロローグ~☆
とある街中で恋に落ちた、二人のカップル
そのカップルの恋は、ミルクココアチョコレート味のように甘く幸せに平和に過ごしている。
☆~《登☆場☆人☆物☆紹☆介!!》~☆
秋元奈帆
明るい性格で、お菓子作りが趣味の女の子。親友の香織とは幼少からの付き合い。
大学1年生の21歳。聡の彼女で、本作品の主人公。
倉橋香織
奈帆とは幼少からの付き合いで親友。
明るい元気な性格、奈帆と同じく大学1年生の21歳。
高橋聡
奈帆の彼氏で、明るく気遣いが出来る性格。料理やアウトドアが趣味。
大学を卒業し、フランス留学をしプロの料理人になり、自分の店舗を経営する。
24歳。
第1話
始まりの出逢い
カランと、扉を開けてお気に入りのレストランで夕食をしている女の子がいる。
女の子の名前は、秋元奈帆本作品の主人公である。
外は、雪が降っていた。
大学の講義のレポートを作成するため両親から大学の進学祝いに買ってもらった、PCを立ち上げた。
はぁ、もうすぐバレンタインか、街中のカップルは、いつも以上にキラキラするのかなぁ、とタメ息をつくと、窓が少し曇ったが直ぐに消えた。
私のとって恋愛ってなんなのかなと考えながら窓の外を眺めている。
店員がオーダーを取りに来た際に、奈帆に一枚のナプキンを、お気に入りの紅茶と一緒にさしだした、店員は橋本聡、後の奈帆の彼氏だ。
聡は、もうすぐバレンタインですね、私には彼女がいないので、バレンタインが近づいて来ると、憂鬱になりますよと話かける。
聡は、どんなお客さまにも壁を作らず、その人にあった会話で安心して頂きコミュニケーションを大事にする。
奈帆は、私も彼氏がいないので橋本さんの気持ち分かりますと寂しそうに呟いた。
聡は、ポケットからハンカチを取りだし奈帆に手渡した。
すいません洗って、お返ししますと奈帆が言うと、聡は、大丈夫ですよ、そのハンカチさしあげます、ナプキンに連絡先を記入して有りますので、気軽に連絡して下さい、それでは失礼しますと一礼をし、キッチンに戻っていった。
はぁあんな彼氏欲しいなぁ、でも私にはちょっとなぁ、もうしっかりしないと駄目と自分にいいかかせ、紅茶のカップにナプキンで作った鶴が添えられているのにきずき、紅茶を一口すすって、ナプキンの鶴を崩し、連絡先が書いてあるのを、確認し笑顔に戻った。
ナプキンの中、に1つチョコレートが入っているのを、きずき、開けてみると、私からの差し入れです多分これから頭を使うと思いちょっとしたサプライズとチョコレートの包み紙に書いてある。
奈帆がPCを使うのを、知っているかのような不思議な感覚だった、店内には、クラシックが流れており、落ち着いた空間のため、奈帆の心のオアシスなのだ。
こうして、二人は始まりの出逢いを果たし、運命のいたずらに翻弄されていく事を、少女は、まだ知らなかった。
第2話
二人はミルクココアチョコレート?
とある噴水公園の噴水の前で二人はデートの待ち合わせをしていた。
奈帆は、初めてのデートだから、うれしいのと、緊張でそわそわして落ち着かない様子だったが、お気に入りの紅茶を飲んで、少し落ち着いた。
回りを見渡すと、カップルがラブラブしながらデートをしていた。
皆いいなぁ、私もあんな感じになるのかなと、疑問を抱いていた。
はぁ、と溜め息をつき、まだかなぁ、聡遅いなあ私のことなんかどうでもいいのかな?ポケットからスマホをとり出し時間を確認すると待ち合わせの時間を過ぎても聡は現れないので奈帆は不安になるが信じて待っていると桜並木のトンネルが奈帆を包みこんだ、奈帆は、もう帰ろうかなぁ、と諦めかけたその瞬間、《奈帆、ごめん遅くなって、ちょっと用事が長引いちゃて》奈帆は、初めてのデートに遅れるなんて信じられないよ❗とふてくされながらも、内心は、やっぱり来てくれた、どうでもいいなんて考えてた私の馬鹿❗と泣き出しそうになりながらも、必死に笑顔で、まぁ来たからいいよ、とほっぺたを桜色に染めている。
聡は、息を整えてポケットから、ピンクの小さな袋に水色のリボンを結わえた物をとり出し、《初めてのデートでなんかプレゼントしたくて、迷って遅くなっちゃった気に入ってくれるかなぁ》と恥ずかしながら、奈帆に渡した、奈帆はありがとう、なんだろうと桜並木のしたの公園のベンチに座り袋をあけると、熊とウサギのぬいぐるみが入っていた、奈帆は何で2つあるのかなと不思議な様子だった、《わぁ可愛いありがとう、ずっと大切にする私の宝物だから、きゃあきゃあ❗もう幸せ絶頂期だよ》と顔を両手でおって、何で2つあるの?と質問すると意外な答えが帰ってきた、《 将来の俺達をイメージしたよ。大切な奈帆を守るためにね》と答えると奈帆はさらに赤くなりながら、「 私、今幸せだよ、だって探さし物見つけたんだから」さっきまでのモノクロの心をブルースカイのように純粋に、染め上げた。
ミルクココアチョコレートは、ミルクがココアの風味を増し、チョコレートのような甘さを引き出し、お互いを包みこむような甘い飲みものだ。
まさに二人は、甘い空間を作り出し、お互いの良さを引き出している。
奈帆は、バレンタインの日に手作りチョコレートをぬいぐるみのお礼にプレゼントをし勇気を出して告白した。
聡は、ありがとうと答え奈帆を抱き締めた。
こうして、二人は交際をスタートした。
二人の恋愛はミルクココアチョコレートのような甘い恋愛を祝福するかのように桜並木の花びらが二人の肩にひらりと舞い降りた、聡は、桜の花びらで作った、ブローチと髪どめを奈帆に取り付けた。
奈帆、可愛いよずっと一緒に幸せでいようねと、頭をポンポンと叩きながら、髪を撫でた。
奈帆はうん、ずっと幸せだからねと答えると、少し離れた場所で鶯が鳴いたような感じがした。
春の日差しが二人を包みこみながら、小鳥達のオーケストラが聞こえた、今日も春の日差しが心に入り込んで、暖かくなりそうだ、気温だけじゃなく二人の恋愛もきっと暑いぐらいかもしれない。
第3話
奈帆の幸せはミルクココアチョコレート味?
キッチンの奥から、二人の会話とお菓子作くりをしているため、甘い香りが部屋中に漂っている。それは二人の恋愛のイメージとマッチングしているようだ。
奈帆は、お菓子づくりの手を止めて香織に心境を話始めた、《私ね彼氏ができる前は、趣味でお菓子作って友だちと分けたりして自己満足で終わってたかも、誰かのためにとかその人の笑顔が見たいって想いが薄かったかもしれないの、でも今は、聡がいるから、いつもより、美味しくなるように頑張って作ってるんだ、だから今私すごい幸せだよ》。と笑顔で話した。
香織は、奈帆に彼氏が出来たって聞いた時は自分のこと見たいに嬉しかったよ。あんたが幸せなら、私も負けないよう頑張って彼氏作って幸せになるんだ、幼少期の時に隣近所に引っ越して来たあの日から、姉妹見たいに仲良くなったよね。
はぁ彼氏欲しいなぁ、そう言って奈帆のおやつ作りを手伝っている。
二人は、これからもずっと一緒に幸せにいられるように願って、再びお菓子作くりを再開した。
出来上がったお菓子をラッピングして大切にしまった。
奈帆は、えへへ彼氏かぁ、きゃあきゃあ❗もう私馬鹿だよ❤幸せ馬鹿だよ❤もうふにゃふにゃ止まんない、ミルクココアチョコレート味のような甘い空間が奈帆の脳内を浸食していった。
もう幸せ過ぎてウフフおかしくなるよ、奈帆が幸せオーラに包まれていると、香織は、恋愛は、人を変えるわね、奈帆がおかしいのは、幼少から変わらないけど、更におかしくなったわね。
こうして、奈帆の日常は、甘い時間とともに流れていく。
第4話
奈帆の悩み事
大学にレポートを提出した、奈帆はいつものレストランにはよらず、独りで近所の川辺で、黄昏ていた。
はぁ彼氏出来たのは、嬉しいけど何か香織に悪いな、今までずっと一緒に入れると思ってたのに、彼氏も一緒に作ろうって約束したのに、私、幼少時代から香織の何を見てきたのかな?
そう思ったら、罪悪感がこみあげてきた、
奈帆の頬に一筋の涙が伝った。
私なんかいなくなればいいんだ、幸せ馬鹿だけど、この際ハッキリと香織と話そうと決意するが、奈帆は、ミルクココアチョコレートのような甘い恋をしながら、ビターチョコレートのようなほろ苦さを噛みしめていた。
独りになる恐怖と絶望的な心境を知っている彼女だからこそ、親友を裏切ったような気持ちが彼女を苦しめた。
そこへ、聡がドライブの帰りに彼女の様子の変化を心配して声をかけた。
《奈帆、どうしたの?深刻な顔してタメ息なんかついちゃって、香織となんかあった?》と言って、隣座っていいかな?と聴くと、奈帆は、うんと消えそうな声で答えた。聡は、奈帆がいつも頼んでいたお気に入りの紅茶が自宅でも入れられるように、
小さい子どもをあやすように、ピンクの小さい袋に入った茶葉をそっとてばたした。
奈帆の隣に座った、奈帆が心境を話すと、聡は、《大丈夫だよ、俺はどこにも行かない、ずっと奈帆のそばにいるよ、泣きたい時は泣けばいい、香織とは幼少からずっと一緒にいるんだよね?彼女は、彼氏が出来たから、親友をやめるような娘じゃないと思うよ、だから元気出して奈帆が辛いなら、俺も一緒に背負って行くから、俺は奈帆が笑って幸せそうに、喋ってる時が至福なんだよ、だから独りで悩まないで、全部独りで背負って行こうなんて考えないでよ。》
そう言って奈帆をそっと抱きよせ、キスをした。
女の子は、恋愛をすると可愛いさも魅力アップするが、とても繊細でピュアな生き物だ、彼女《奈帆》のようなミルクココアチョコレートのような甘い恋愛が出来るようにしていけるかは、彼氏次第なのかもしれない。
聡は、帰ろう僕達の帰るべき場所に、一緒にいてくれてありがとう。よく話てくれたね、日が暮れて寒いし、もう遅いから、送って行くよと、奈帆の手を繋ぎ車で、帰路に着いた。
奈帆は、あぁどうしよう私もうふにゃふにゃのニマニマ止まんない、絶対顔赤いよ、幸せ馬鹿を通り越して超幸せ馬鹿だよ❤
これからもよろしくと二人は誓いのキスをした。
キスの味は、ミルクココアチョコレート味がしたような気がしたのは、二人が甘い恋愛を取り戻した結果かも知れない。
秋の満天の星空の下で二人は永遠の愛を誓った。
第5話
《スイート新生活スタート!》
新居の窓を開けて、白と水色のカーテンを開けて奈帆は、《 ウーン今日もいい天気だなぁ》とひとつ伸びてしていたら、チュンチュンと小鳥のさえずりが聞こえた、新生活が始まり、新婚夫婦になった二人は今日も、一層幸せそうに見えた。
奈帆は、えへへカップルから夫婦になったんだ、きゃあきゃあ❗もうふにゃふにゃ止まんないよ、幸せオーラが全開に解放されている。
香織は、今日も幸せそうね、そうやってふにゃふにゃニマニマ止まんない、超絶幸せ馬鹿のあんたをみると、安心するよ、窓の外から桜の花びらがひらりと舞い降りた
。花びらを拾い上げて奈帆は、お気に入りの小皿に浮かべて、季節感を感じるよね、
三人は、窓の外の桜を見上げた。
春の日差しと甘い香りが、新婚の二人のスタートした新生活を祝福している
ミルクココアチョコレートのような甘い恋愛をし、今日も二人は代わらず、幸せに過ごしている。
第6話
たどり着いた答えと幸せ馬鹿?
今日も二人は代わらす幸せな日常を送っている。
えへへ彼氏から夫婦かぁ、きゃあきゃあ❗もうふにゃふにゃ止まんないよ❤もう私幸せ過ぎ、超絶幸せ馬鹿だよ❤たどり着いた答えは、私の胸の中にしまっておくよ、みんな私達みたいにミルクココアチョコレート味みたいな甘い恋愛しようね、ウフフ、もうニマニマ止まんないよ❤
奈帆が、幸せ絶頂期を向かえて、顔を赤くしてきゃあ❗きゃあ❗言っている。
香織は、私も彼氏出来たら、こんな感じになるんだろうなあぁ、ウフフ、あぁどうしよう私今からふにゃふにゃニマニマ止まんないよ❤幸せ馬鹿が感染したかもしんない
いやぁ絶対感染したね、
聡の車で旅行にいく事になった三人は、談笑を楽しんでいる様子だった。
香織と奈帆は、幸せオーラ全開でミルクココアチョコレート味のような甘い恋愛話に話をさかせている。
こうして、三人は自分なりに納得する答えを見つけたのである。
春の陽気に包まれて、新たな恋愛をスタートするのを、祝福するように、桜の花びらが一枚、車内に入りこみ、三人に、一足早く春の訪れを知らせているように見えた。
第7話
香織の悩み事
今日も香織は、彼氏欲しいなぁと話している、今日は、学園は休みため奈帆の部屋に遊びに来ている。
外は、強い日差しが照りつけ気温も上昇している。
暑いわね、まぁ二人とも負けじと暑いけどね、クーラーの部屋で、3人は談笑している。そんな時ないわよ、きずいたら彼氏出来たし、きゃあ❗きゃあ❗もうふにゃふにゃしっぱなしだしニマニマとまんない、もう馬鹿でしょ、幸せ馬鹿だよ
私の幸せ者!
二人からアドバイスが欲しかったが、奈帆はラブラブしながら、幸せオーラ全開で参考にならない。
そこへ聡が1つの提案をした。
街コンに参加して見たらどうかな?香織、街コンってなぁに?と質問すると街仲コンパの略称だよ、男女が共通の趣味 を話したりするんだよ、彼氏探しにはちょうどいいかもね、そう言って、机の上のアイスクリームを食べた。
後日香織に彼氏ができた、やったぁ!!彼氏出来た!!きゃあ❗きゃあ❗もうふにゃふにゃしっぱなしだしニマニマとまんない、のろけちゃう、もう馬鹿でしょ、幸せ馬鹿だよ❤きゃあ❗私幸せ者❗
そういってほっぺたを桜色に染めて喜んでいる。
こうして、甘く暑い夏が始まる。