それから私たちはプリのブースに入る。
(どうしよう。男の子と撮ることないからどうポーズしていいか分かんないよ…)
揺花となら迷うことないのに…
「いつも通りでいいよ。」
清瀬くんが言う。
でも私の顔を覗き込んで、綺麗な顔で微笑むから余計表情が固くなる。
「あ、俺のこと好きになっちゃった?」
「!
なりません!」
私が頬を膨らますと清瀬くんはまたそれをつつく。
「ほら、その顔してなよ。自然じゃないと良い顔出来ないっしょ?」
そう言われてしまうともうホントにその通りで、私は思わず笑う。
「いいね。じゃそれで撮ろ?」
私は揺花と撮る時みたいにポーズする。
シャッターが1回、2回…
最後のシャッターが切れる瞬間、清瀬くんの腕が私の肩に回る。
(えっ…!?)
次の瞬間、こめかみ辺りに柔らかい感覚がした。
パシャッとシャッターが切れる。
清瀬くんを見上げると、
「約束通りキス頂きました。」
と清瀬くんは悪びれもせず言った。
「きっ、清瀬くんのバカー!」
キスプリを削除しようとするも
「いいよ、別に。
俺が舞奈にキスした証拠がなくなればもっかいキスできるもんね。」
なんて清瀬くんの口車に乗せられて結局キスプリをプリントしてしまった。
そして清瀬くんはご満悦なわけなのだけど…
(どうしよう。男の子と撮ることないからどうポーズしていいか分かんないよ…)
揺花となら迷うことないのに…
「いつも通りでいいよ。」
清瀬くんが言う。
でも私の顔を覗き込んで、綺麗な顔で微笑むから余計表情が固くなる。
「あ、俺のこと好きになっちゃった?」
「!
なりません!」
私が頬を膨らますと清瀬くんはまたそれをつつく。
「ほら、その顔してなよ。自然じゃないと良い顔出来ないっしょ?」
そう言われてしまうともうホントにその通りで、私は思わず笑う。
「いいね。じゃそれで撮ろ?」
私は揺花と撮る時みたいにポーズする。
シャッターが1回、2回…
最後のシャッターが切れる瞬間、清瀬くんの腕が私の肩に回る。
(えっ…!?)
次の瞬間、こめかみ辺りに柔らかい感覚がした。
パシャッとシャッターが切れる。
清瀬くんを見上げると、
「約束通りキス頂きました。」
と清瀬くんは悪びれもせず言った。
「きっ、清瀬くんのバカー!」
キスプリを削除しようとするも
「いいよ、別に。
俺が舞奈にキスした証拠がなくなればもっかいキスできるもんね。」
なんて清瀬くんの口車に乗せられて結局キスプリをプリントしてしまった。
そして清瀬くんはご満悦なわけなのだけど…