次の日

学校に着いた私は
まだほとんど人のいない
教室で携帯を触っていた。

すると

「おっはよーおっっ♪」

すごくハイテンションな声が
聞こえてきたので
振り返ってみると

奈緒がピョーンっと
こっちへ飛んできた。

その後ろには
亮太と悠志もいた。


「奈緒、テンション高いねぇっ!」

「あったりまえっ★
 朝テンション高くないと
 1日テンション低いままになるもーん♪」

おーなるほどっ!
と一瞬思っても
このテンションの高さは以上だ...。

「でもこんな時間から
 こんなにテンション高い人って
 めったにいないでしょー。」

「だろっ?
 俺らもこのテンションのせいで
 だんだん疲れてくるんだよなー。
 なっ悠志っ??♪」

笑いながらそう言う亮に

「おぉ。
 これにはついていけねーしっ!
 ははっっ。」



「うわ酷っっ!!」